こだわる

DIYキットの量産化に今少し時間を要しています。

プロに丸投げが簡単ですが、折角の機会なのでトライ&エラーを繰り返して、シリコンモールドと石膏の相性や石膏に混入する泡抜けの良い形状についてデータ蓄積に努めています。

石膏硬化物から「綺麗に泡を抜く」に焦点を当てています。

石膏と水を混ぜるときに気泡を抱き込んでしまうことが最大の原因です。もう一つに、石膏は水との結合エネルギーを「発熱」の形で発散しますが、その熱でガスを発生するシリコーンがあるのです。この事象が起きにくい素材選びに時間が掛かっています。2点とも歯科技工士の方が使っている振動機を使うと簡単に泡抜きが行えるのですが、全てのユーザーにその購入を求めるべきではないでしょう。

完全は無理としても失敗しにくい物に仕上げたいと思っています。

毎週火曜日の夜にNHKが放送しているドラマ「舟を編む」を楽しんでいます。辞書の編纂を描いた物語で、「ある言葉」を使った時に「相手に与える印象」や、言葉本来の意味と現時点での使われ方の違いをテーマにして話しが進んでいます。

この番組を見ていない方は分かり難いですが、ポジティブな意味で「こだわって」います。

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石膏

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